こんばんは。FUMIO MAKINO JewelryのFounder兼Designerのふみです💙ブログのご訪問ありがとうございます。
今年の9月、彫金学校の方々と一緒に、宝石の仕入れのためタイへ行ってきました。バンコクとチャンタブリという都市を訪れたのですが、その際の様子を2部構成でレポートさせていただきます💎
羽田からタイのバンコクに到着し、最初に向かったのはThe 70th Bangkok Gems & Jewelry Fair(BGJF)の会場です。BGJFは、世界で最も長く開催されている有名な宝石とジュエリーの見本市の一つです。BGJFには、宝石の調達や製造のプロフェッショナルが集まり、世界中の貴石、半貴石、原石、合成石が取り揃えられています。
心ときめく宝石との出会いを期待して、BGJFの会場に足を踏み入れました✨
会場に入場すると早速色とりどりのカラーストーンが目に入り、ワクワクが止まりません!
⇩まず私が目を付けたのは、マルチカラーサファイアのブース。
日本ではあまり見かけない非加熱のマルチカラーサファイアに目を奪われ、早速価格交渉に入りました。タイで宝石を購入する際は、まず宝石商が価格を提示し、その後バイヤーが希望価格を伝えて双方の合意が達した価格で売買が成立します。日本ではそのようなシステムはなく、私にとって価格交渉は初めての体験だったのでとても緊張しましたが、なんとか売買が成立し、カラーサファイアを手に入れました👋
サファイアといえば、イギリス王室に伝統的に受け継がれているロイヤルブルーのものが有名ですが、実は多様なカラーバリエーションがある宝石です。下記の写真のような淡い色合いのマルチカラーサファイアも、サファイアらしく上品で強い輝きがありとても魅力的です✨
⇩次に私が見つけたのは、とても珍しいハートシェイプのエメラルド。
色々な宝石の見本市に行ったことがありますが、ハートシェイプのエメラルドを見かけたのは初めてでした。一つ一つ個性のあるエメラルドの中から、特にカットの美しいものをいくつか厳選し、購入しました💚
「傷のないエメラルドを見つけるのは、欠点のない人を見つけるのと同じくらい難しい。」と言われるほど、 天然のエメラルドには内部に、クラック(ヒビ割れ)やインクルージョン(不純物)が多くみられ、デリケートな宝石ですが、青みがかったエメラルドグリーンは唯一無二の美しさです。エメラルドは、私の一番好きな宝石の一つで、憧れの宝石です。
その後もBGJFの会場を隅々まで見て回り、足が棒になるほど疲れましたが、価格交渉など初めての経験ができて大変勉強になる見本市でした。
その後、ジュエリーのOEM等の会社を見学させていただきました🏭🧑🏭
⇩CADで設計されたジュエリーのWAX原型を検品している様子です。鋳造をするための、ロストワックスツリーもここで製作されていました。
⇩鋳造をするための機械を見せていただきました。
⇩鋳造したジュエリーを、職人さんが磨いている様子です。
⇩ジュエリーブランドに納品する完成品の最終チェックをしている様子です。
紹介した写真はごく一部ですが、こちらの会社ではジュエリーのデザイン、設計から製造に至る全ての工程を見せていただくことができ、大変貴重な体験になりました🙇♀️
バンコクではたくさんのカラーストーンとの出会いがありました💎日本ではなかなか見かけないレアなストーンとの出会いもあり、新たなジュエリーデザインのイメージも膨らみました💍
バンコクは、また近いうちに絶対に訪れたいと思います🤗
~番外編~
タイはスイカジュースがとっても美味しいんです🍉まるで本物のスイカを食べているかのような食感と味で、ドはまりしてしまい滞在中何度も飲みました!タイを訪れる予定がある方は、是非スイカジュース、試してみてください❤️